横浜市港北区の民家で「妻が男の子と女の子を殺した」と夫から110番があった事件。
駆け付けた警察官が室内で倒れている長男(11)と長女(5)を発見。
神奈川県警は2人の母親の上重愛容疑者(43)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕。
「間違いない」と容疑を認めているそうです。
とても悲痛な事件ですが子供を抱える親にとっては胸が締め付けられるような…心がガサガサしてしまいます。
ここから事件について
・【顔画像】上重愛のSNSや家族構成や職業は?
・悲痛すぎる犯行動機について
事件の概要を含め、調べてみました。
この2人の母親の上重愛容疑者に何があったのでしょうか。
事件の概要
神奈川県警港北署は30日、横浜市港北区大曽根、無職上重愛容疑者(43)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、上重容疑者は同日午後8時頃、自宅で小学5年の長男(11)の首を絞め、長女の楓ちゃん(5)を浴槽内に沈めて殺害しようとした疑い。2人は病院に搬送されたが、楓ちゃんの死亡が確認され、長男は意識不明の重体。
上重容疑者は夫の両親を含む6人暮らし。同署が詳しい状況を調べている。
(引用:読売新聞より)
発見されたのは仕事から帰宅されたご主人のようで、同居していた義両親ではなかったようです。
【顔画像】上重愛のSNSや家族構成や職業は?
【顔画像】上重愛の家族構成や職業は?
上重愛の顔画像は公表されていません。
- 名前:上重 愛(かみしげ あい)
- 年齢:43歳(1981年~1982年生まれ)
- 職業:専業主婦
- 住所: 神奈川県横浜市港北区大曽根2丁目
- 家族構成:6人家族
夫(46歳)
本人
長男(奏人くん 11歳)
長女(楓ちゃん 5歳)
義父・義母
自宅近辺は横浜市の中でも資産価値が高い港北区でした。
土地の値段もここ近年あがっているようでTVニュースの画像からも閑静な住宅街のようです。
また推測ですが今回の事件では発見者が帰宅したご主人である事から同居ですが、
犯行時に何かしら物音や声があったと思われるのでそれに気付かないとなると物理的な事だと推測されます。
また家族仲は良かったようで近所の人のコメントもありました。
近隣住民「1番記憶があるのは、去年のハロウィーンの時に、ハロウィーンの格好にしてハロウィーンに連れて行くんだって。すごく可愛いお子さんだったからそれはすごく記憶に残っている。あんな事件を起こすとは私も思わないから、すごくショック」
女は、子ども2人と夫、両親の6人暮らしで、両親は当時家にいて、別の階にいたと見られています。
(引用:テレビ神奈川 より)
ハロウィンをやってあげられるのはそこそこ裕福なご家庭だと思われます。
丁度1年、何があったのでしょうか。
上重愛のSNSは?
年齢からするとFacebookやInstagramを使っていた可能性が高いです。
上重愛のSNSのアカウントは確認できませんでした。
しかしアカウントは確認できず、SNSはみていても自分のアカウントで何かする事はしてなかったのかもしれません。
悲痛すぎる犯行動機
今後の捜査や裁判等であきらかになっていくと思います。
今回の事件から世間の声をみていると犯行動機になったであろう事がありました。
しかしこれは今回の事件にかかわらず、子育てをしている親にとっては経験をした事がある方もいるかもしれません。
お子さんも5歳と11歳となると幼児期に比べて手もかからなくなる時期です。
考えられる上重愛の背景として推測されるのは
- 夫の仕事が忙しくていつもワンオペ育児だった
-
今回発見した夫は20時以降の犯行後に帰宅しているので比較的遅い時間までの仕事だった可能性あり。専業主婦とはいえ、子供2人の面倒や学校や幼稚園などの送迎など家事以外にもやる事や考える事がとても多い。3人分のタスク管理をするだけでもかなり厳しいと思われる。
- 家族の中で孤立していた
-
夫の両親と住んでいたので孤立感はどんな仲良し家族であれ、ない事はないと思う。実際に血が繋がっていないのは嫁だけになる為どうしてもここは否めない。また今回の事件から考えるとそこまで義両親とのつながりは深くなかったように思える。それはここまでに事態になるまでに相談できる相手ではなかった事に関係すると思う。
- 社会的弱者である事に絶望していた
-
年齢からしてここからもし社会に正社員などで就職するとなると厳しい年齢である。もし子供を出産してから会社社会から離れていれば尚更である。自分の力で生計をたてると思うとどうしてもこの世代は正社員を目指す。しかし現実の厳しさに直面する。派遣社員やパートなどではとても暮らしてはいけない。そうなると夫に支えてもらうしかないと感じるともし以前に仕事をバリバリやっていた人であれば大きな挫折感を味わう事もある。
- 責任感が強かった
-
こうでなければが強い人。そうなると周りとくらべて思った通りにならない場合強いストレスを感じます。特に子育てでは周りのお子さんと比べる事が多くなる事が多いので特にこの責任感が強い人は苦しい環境になってしまいがちです。
- 長男が中学受験をしていた
-
11歳の長男という事と比較的横浜市は進学熱が高い地域でもあります。周りのお子さんがもし中学受験をしていると必然的にその環境になってしまう方が多いのも事実です。中学受験はお子さんの受験の為、親として何をすればいいのかわからず苦しむ親御さんも多いと聞きます。
これだけではないと思います。
しかし周りに相談しても自己解決にならない事によって悲観してしまった可能性は高いと思います。
また2022年に歌舞伎町で起こった事件でも同じくらいのお子さんが被害にあっていました。
東京・歌舞伎町で昨年末、ホテル23階から男児(9)が転落死する事件があった。男児を突き落としたとして殺人容疑で逮捕した母親(47)=川崎市=について、警視庁は18日、昨年8月に男児と妹(7)に睡眠薬を飲ませるなどして殺そうとしたとする殺人未遂の疑いで再逮捕した。
(引用:朝日新聞デジタル 2022年1月20日より)
この事件は母親の精神障害が後日明らかになりました。
双極性障害は、躁状態または軽躁状態と抑うつ状態とを反復する精神疾患です。“躁うつ病”と呼称される場合もありますが、うつ病とは別の病気です。躁状態または軽躁状態は気分の高揚や活動性の増加を特徴とし、抑うつ状態は気分の落ち込みや興味・喜びの喪失を特徴とします。
(引用:Medical Noteより)
この事件のあとにこの母親は自死しています。
東京都新宿区歌舞伎町で昨年12月に長男(9)をホテルから転落死させたとして殺人罪などで起訴された女(47)が29日朝、勾留先の警視庁東京湾岸署内の留置場で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡したことが捜査関係者への取材でわかった
(引用:読売新聞 2022/07/30 )
今回の事件も上重愛の精神障害があったかもしれません。
今後の捜査によって状況がわかってくると思います。
もしこの事件をみて心がガサガサしたり自分も同じような事を考えてしまったと思ってしまった方。
私も子供を育てる親としてこの上重愛のすべてを否定できない部分も正直あります。
もし不安になったり、自分もかもって考えてしまった方
- まずは周りに話す事をしましょう。
- もし感情が高ぶってしまい、おさまらずモヤモヤする場合はその場を離れましょう。
- 子育ては決して一人でない事を再度認識しましょう。
一人ではないし、一人の責任でもありません。
正解がないのが子育てです、人生です。
追い込む前にその勇気をまわりにSOSを出す勇気にしてください。
これは私自身にも言い聞かせています。
まとめ
今回の事件で色々な思いがある方が多いと思います。
でもその思いは一人ではありません。
今後このような悲しい事件が起こらないように一人一人が抱えずに周りに話す事からが第一歩だと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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