頂き女子りりこちゃんはかわいそうと言われる理由5選!見せしめなのか?

「頂き女子りりこちゃん」流行語にもノミネートされたほど話題の事件。

頂き女子りりちゃんこと渡辺真衣被告(26)男性から恋愛感情を悪用して1億円以上をだまし取るなどをしました。

当時かなり話題となった控訴審が2024年9月30日判決が下されました。

今までにない事件としても話題となり世間からは厳しい声が多い中、「かわいそう」という意見が!

なぜ「かわいそう」と言われるのか、その理由や事件の背景などを調査してみました。

目次

頂き女子りりこちゃんの事件

頂き女子りりこちゃんの事件について事件概要や渡辺真衣被告について。

そして現在獄中日記としてX(Twitter)で投稿についてなどを調べました。

頂き女子りりこちゃんの事件概要

「頂き女子りりちゃん」を名乗り、男性から恋愛感情を悪用して1億円以上をだまし取るなどの罪に問われた女の控訴審で、名古屋高裁は9月30日、1審から量刑を見直し、懲役8年6カ月を言い渡しました。

 頂き女子りりちゃんこと渡辺真衣被告(26)は、恋愛感情を利用してマッチングアプリなどで知り合った男性3人から、合わせて1億5500万円あまりをだまし取るなどした罪に問われていました。

(引用: 東海テレビ より)

頂き女子りりちゃんこと渡辺真衣被告は4つの容疑について逮捕・告発されています。

  1. 2023年8月23日に、パパ活詐欺マニュアルを販売したとして、愛知県警中署に詐欺幇助の疑いで逮捕
  2. 2024年5月茨城県の男性(50)から現金約2700万円をだまし取った容疑で再逮捕
    「アパレル会社を起業するために知人から借金をした。借金を払わなければ風俗店に体を売らなければならない」などとうそを言ってだました。
  3. 知人男性から5200万円詐取容疑で3度目の逮捕
    知人男性に対して「会社の立ち上げに失敗して、役員になる予定だった私の責任で借金が残った」などとうそをつき、6回にわたって計約5200万円を振り込ませ、だまし取った。
  4. 名古屋国税局は2024年1月19日付けで所得税法違反の疑いで名古屋地検に告発
    男性1人からだまし取った金約1億1000万円を申告せず、2021、22年分の所得税約4000万円を脱税したとされる。

特に話題となっているのが1の逮捕された「パパ活詐欺マニュアルを販売」。

この内容がすごいと逮捕された当時かなり話題になりました。

X(Twitter)ではまだ閲覧できるサイトも未だに閲覧できる状況でした。

渡辺真衣被告のプロフィール

  • 名前:渡辺 真衣 (わたなべ まい)
  • 年齢:1998年生まれ 2024年現在26歳
  • 出身地:神奈川県平塚市
  • 職業:無職 自称店員
  • 家族:両親と1歳上の姉一人の4人家族

かわいそうという世間の反応

また裁判を実際に傍聴した人は。

ネットで見たキャラクターの印象が大きく、裁判でその姿を見てギャップを感じました。
生い立ちなどを聞くといろいろあったんだなと思い、どこかほっとけない感じがしました。女性から見てもひきつけられるものがあって気になってしまう存在で、そういう部分もあって傍聴に来ました。

最前列で被告の様子を見ていましたが、終始、足や手を動かしていて、落ち着かない様子でした。
被害者の方もある程度、年齢を重ねて結婚したいという願望もあったのかなと思います。懲役9年という判決は少し重いですが、被害者のことを考えると妥当かなと感じました

どうしてこのような犯罪を犯してしまった渡辺真衣被告をかわいそうと援護されるのでしょうか?

かわいそうという理由7選

  1. 生い立ちが悲惨
  2. ホスト狂いのある意味被害者
  3. 懲役が長い
  4. 今回の判決がみせしめのような内容
  5. いつの間にか同情される心理

生い立ちが悲惨

少女時代は家族に「絶望」

「家族4人で何処かに出掛けた記憶も、仲良く会話した記憶も、仲良くご飯を食べた記憶も、何もありません」「いつも暗い雰囲気が家の中にまとわりついていると、私は感じていました

家族とのいびつな関係を手記で書いていたそうです。

父親の暴力

  • 肌にライターの火をつける
  • 包丁でおどされる 
    「お前包丁隠しただろ」「今から包丁を買ってきて、お前のことを殺すからな」

この父親の発言に恐怖を覚え、警察へ連絡。

私は本当に殺されちゃう、怖い、誰か助けてと思い、勇気を出して110番を押しました。

アイス買ってきて仲直りしようと思ったんだって

しかし父親がごまかした為、駆け付けた警察官に親子喧嘩として片付けられてしまったそうです。

「私の心全部崩れ落ちて、なんにもなくなっちゃった」
「この世界に期待するのを辞めた日でもありました」

誰かに助けを求めても助けてもらえなかった虚無感…辛かったのでしょう。

母親への期待からの裏切り

私は、母親のことが好きでした、唯一心置きなく話せるのが母親だけだったからです

アトピーに悩み同級生から心無い言葉を浴びた事に対し、母親が言い放った一言が彼女を絶望にさせてしまいます。

自分が、バイ菌のような扱いを受けてると気づいて時間が止まりました、母にそのことを相談してみました

気のせいでしょ

すごくすごくすごく、それが悲しかった

母親は裁判での情状証人を断り、法廷にも姿を現していないそうです。

ホスト狂いのある意味被害者

渡辺真衣被告はホストにはまってしまい散財するようになり犯罪に手をそめたそうです。

最後にきてくれたホストだけは、すごく陽気に『のもー』と話しかけてくれて、話題もたくさんふってくれて、笑わせてくれてすごく楽しいと感じさせてくれた。こんなに楽しい経験、生まれて初めてで幸せだった。生きる意味を見つけられたとすごく気持ちが明るくなり、人生が救われた気がした

唯一、彼女を救ってくれる存在だったのでしょう。

壮絶な生い立ちから人を信用できなくなり、自暴自棄になっていた時に彼女にとって大きな光となってしまったようです。

渡辺被告はこのころ、風俗店の勤務で得た収入をほぼ全て、そのホストに捧げていたといいますが、「結果、締め日のナンバー発表の時、No2で、ずっと維持していたNo1から落ちてしまいました。私は期待を裏切ってしまったと泣きました」と綴っています。
(引用:東海テレビより)

この事をきっかけに「頂き女子」と見出してしまったそうです。

ある意味洗脳されてしまったようでいいカモになってしまったと世間では解釈される方も。

被害者との認識もありましたが…犯罪を犯したことは事実です。

「ホストクラブしか居場所がないと思っていたけど、今はもういい。詐欺をする理由がなくなったと思うようになった」

支援者との面会や文通を重ね、事件について振り返る中で語っていたそうです。

彼女にとっての居場所だったですね…その心理をうまく利用されてしまったのでしょう。

懲役が長い

今回求刑されているのは

1審判決 ⇒ 懲役9年、罰金800万円の判決 ⇒ 控訴
1審判決を破棄 ⇒ 控訴審判決 懲役8年6月、罰金800万円とする判決

控訴審判決でも懲役の刑期は4ヶ月の減刑でした。

刑期を終える頃には35歳くらいでしょうか…。

世間の声でも他の犯罪より厳しいのではという声も多くでていました。

特に自民党の政党交付金について比べる方が多かったです。

刑期が長いのでは?という声もあり

今回の判決がみせしめのような判決

今回の事件はいろいろな意味で世間から注目されています。

そういった意味で今後このような犯罪を犯さないようみせしめ的な判決では?という声も。

こういった事件が今後起こらないように世間へのみせしめのような判決なのでしょうか。

いつの間にか同情される心理

アンケートで興味ある結果がありました。

アンケートでは、「ある殺人事件があったとして、その被害者がどのような人間だったらかわいそうだと感じるか」を順位付けしてもらった。


条件は年齢・職業・男女で作ったが、結果として「最もかわいそうではない」とされたのが、50代・無職の男性だった。女性は無職であったり、年齢が上であっても同情されるが、男性は男性であるというだけで、かわいそうランキングの下位に置かれてしまったのだ。
その理由を書いてもらったところ「基本的に女性は弱い立場」「女性の方が弱い」と、女性を庇護しようとするコメントが目立った。まさに、頂き女子りりちゃんに対して投げかけられている言葉であろう対して、男性はたとえ被害者であってもかわいそうではないとされる。これが、「弱者男性」の現状である。

(引用:日刊SPAより)

性別だけで心理的に「かわいそう」という心理が働くそうです。

渡邊被告は判決の言い渡しを聞いている際に過呼吸のような症状が見られたため、数分間、中断される場面もありました。

 渡辺被告は、判決言い渡しの途中に声をあげて泣き出す場面もありました。

こういった行動なども世間の目を惹きつける部分もあるのかもしれません。

今後の頂き女子りりこちゃんは?

現在、獄中日記をX(Twitter)支援者の方が投稿しているそうです。

また9月23日より自伝手記(note)を販売を始めたそうです。

賛否両論がありますが利益全額を今後の弁済にあてるそうです。

獄中日記と自伝手記(note)の販売

現在は服役中ですがX(Twitter)で支援者の方が獄中日記を投稿しています。

ここで初めて被害者に対しての謝罪をしたそうです。

色々な意見はありますが何か彼女の中で変化が出ているのかもと支援者の方が話していました。

2024年9月23日からnoteでの自伝手記の販売があるそうです。

これには賛否両論の意見が飛び交う状態です。

1億円弱…利益全部を今後の弁済にあてていくらしいので…。

そうですね、犯罪を犯している人の文章ですのでこういった意見もでますね。

今回は手記を支援者に送られてきて、それを投稿しているようです。

獄中でも手紙のやり取りはできます。(もちろんチェックは入ります)

色々なとらえ方はされてしまうのは仕方ないですね。

弁済の為であっても詐欺をしている人がお金を稼ぐ行為自体に拒否反応がでる人もいるのでしょう。

ファン?なんですかね?

応援する方もいますね。

犯罪を犯した人への興味というものでしょうか。

被害者の方も弁済を望んでいるようなのでこれもやり方の1つなのかもしれません。

色々な見方はありますが渡辺真衣被告が犯した罪は罪で償い、今後自分の人生をしっかり見つめなおしてほしいですね。

自分をもっと大切にしてほしいですね。

まとめ

「頂き女子りりこちゃん」こと渡辺真衣被告が「かわいそう」と言われる背景には壮絶な生い立ちがありました。

誰も信用できなくなり、自信の自己肯定感も無くしてしまったのでしょう。

悲しい過去を抱えながら生き、ホストクラブという自分のいる場所を見つけたとの事でした。

しかしそこにが対価が必要で今回その対価の為に犯罪に手を染めてしまったそうです。

「かわいそう」で犯罪は許されません、しかしこの罪を償って渡辺真衣被告の人生の再スタートをきってほしいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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